北広島市の桜を守り、育て、次の世代へとつないでいく――。
そんな思いで活動する当会にとって、この夏から初秋にかけては、うれしい出来事と、少しばかりもどかしい思いとが入りまじる日々となりました。
市政30周年という節目の年、9月のクラーク博士馬上像の建立にあわせて島松駅逓所周辺の桜の整備が大きく動き出す。
その一方で、長年思い描いてきた構想が実らなかったことや、公園の樹木をめぐる悩ましい課題もありました。
ここでは、令和8年8月から9月にかけての当会の活動の様子をお知らせします。
R8年度の研修会を実施しました(北広島市役所)

R8年8月7日にNPO法人桜を守り育てる会の主催で、令和8年度の研修会を実施しています。
場所は北広島市役所で、当会に関心を寄せて下さっている方の他、市役所職員の皆さんや市議会員の方にも・・・総勢30名ほどのご参加がありました!
当日は、本会の理事でもある金田樹木医の講演のほか、意見交換で大いに盛り上がりました。
輪厚川の桜並木構想について

輪厚川の桜並木の夢は、国交省河川局からあっさりと断られました。
堤防に植林はご法度との事です。
とても残念…ですが、初心に立ち返り既存の公園、緑地の桜の手入れに一層ちからを入れることにしましょう。
北広島市政30周年を期に、既存の桜の手入れ、駄目になった桜の植え替え、その為の苗木の育成に取り組みたいものです。
島松駅逓周辺の桜の木の整備

9月のクラーク像建立にあわせて草刈り、剪定、堤防の柳、ニセアカシアなどの伐採処分を実施しました。

おそらく数年後には立派な桜公園が見られるでしょう。
島松駅逓桜公園横に流れているせせらぎ。見えると素晴らしいです。

樹齢150年の奇跡の久蔵桜の再生も学芸員、樹木医の協力で行います。今年感動した桜のクローンも育てたいものです。
まずは復活を願って、土のお布団を。なかなかの肉体労働です。

桜の木の再生には、「待つこと」も重要です。

手当てさえ間違えなければ、桜の木の再生力は驚異的です。

奇跡の桜が完全復活を遂げるのは時間の問題でしょう。
そんなこんなで島松駅逓周辺の整備にむけて、いろいろな方々との協力関係ができつつあります。

少しばかり整備するだけでどんどん綺麗になります。刈り取った草、蓄積されている落ち葉を回収して腐葉土も作る予定。
おおよそ2000坪の広さとおもいますが、この程度の広さであれば、人手、資金の心配もなく進められます。気分爽快。
北広島市役所横の桜(その後)

北広島市役所の東側に植えられていた桜の木は、十分な手入れがされておらず、病気になっていたので伐採処分しています。
ですがそこから伸びていたひこばえが・・・立派に育っていました。
北広島市の緑陽公園に関する懸念

世界的な彫刻家である安田侃氏の作品が楽しめる、北広島市の緑陽公園。
階段のレンガが崩れ、放置しているため痛みが今後も激しくなる模様です。アリが砂を運び出し空洞が出来ている危険性もあり土木事務所に伝えておきました。

いずれ現地視察を行い、松の間引き伐採を行おうと計画。見晴らしがよくなることと、レンガづくりの壁の破壊が危惧せれます。間引き伐採は簡単ですが、搬送処分は土木事務所にしていただくことで調整していたのですが・・・。

松の間伐剪定は今年度行わないとの連絡がありました。
信じられません。放置すれば壁の破損に繋がります。
なんででしょうねー?
やる時は、市でやりますということでしょうか。
こちらでやりましょうというのが理解してもらえてないのかなにか理由があるのでしょう。
静観しましょう。その内わかるまで。
緑陽公園は、47年前に造られています。当時植えたと思われる桜の大木が放置され、病気におかされて半分以上伐採処分しました。
若い桜にもサクラコブ病が発生しています。
【まとめ】NPO法人桜を守り育てる会のこれから

うまくいったことも、そうでないこともありましたが、いずれも「北広島の桜を未来へつなぐ」という一つの願いに向かう歩みです。堤防に桜並木を、という夢はかないませんでしたが、だからこそ初心に立ち返り、既存の公園や緑地の桜に、これまで以上に力を注いでいきます。
市政30周年を機に、傷んだ桜の手入れ、駄目になってしまった木の植え替え、そして次代の桜を育てる苗木づくりに、一歩ずつ取り組んでまいります。数年後には島松駅逓所前に立派な桜公園が広がり、樹齢150年の奇跡の久蔵桜がふたたび花を咲かせている――そんな景色を思い描きながら、地域の皆さまや専門家の方々と力を合わせて、活動を続けてまいります。
研修会にご参加くださった皆さま、そして日ごろから当会を見守り支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。


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