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佐藤昇理事長の桜保全活動(福島県)が北海道新聞に取材されました

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NPO法人桜を守り育てる会の理事長である佐藤昇の桜保全活動について、このたび北海道新聞より取材を受けました。

今回取り上げていただいたのは、福島県に残された一本の桜を守るために、佐藤理事長が現地を訪れた活動です。

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出典:北海道新聞

きっかけは、8年前に福島市から横浜市へ移住された女性からのご相談でした。

故郷である福島市の所有地に残してきた桜のことがずっと気がかりで、「病気になっていないだろうか」「今も元気に生きているだろうか」という思いを抱えていたそうです。

その桜は、推定樹齢約150年とされるエドヒガンザクラ。高さは約18メートル、幹回りは約4.3メートルにもなる大きな桜です。

佐藤理事長は、その大切な桜の状態を確認するため、福島県へ向かいました。

目次

推定樹齢約150年のエドヒガンザクラを調査

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現地では、福島県会津美里町の樹木医・橋本雅夫さんにも協力をいただき、桜の健康状態を調査しています。

幹や枝の状態、病気の有無、周辺の環境などを丁寧に確認した結果、幸いにも大きな病気は確認されず、桜の状態は良好であることが分かりました。

長年その土地に根を張り、風雪に耐えながら生き続けてきた桜。ご相談者にとっても、故郷の記憶と深く結びついた大切な存在です。

佐藤理事長から桜の状態を聞いたご相談者は、大変安心され、自分のために動いてくれたことへの感謝の気持ちを伝えてくださいました。

軽トラックで福島へ~桜の周辺環境も整備

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福島県は桜の名所がたくさん(※参考画像)

佐藤理事長は、剪定作業に使うチェーンソーやはしごなどを軽トラックに積み、フェリーを利用して福島県へ向かいました。

そして現地では、ご相談者の立ち会いのもと、橋本さんらとともに桜の周辺の手入れを行っています。

桜のまわりは雑草が伸び、手入れが行き届きにくい状態になっていました。また、エノキやタラノキなどの樹木が桜の周囲を囲むように生えており、桜の成長に必要な栄養や日当たりにも影響している状況でした。

そこで、草刈りを行い、桜の負担になっていた周辺の樹木を整理。

桜を守るためには、木そのものを見るだけではなく、根元や周囲の環境を整えることも大切です。人の手が入ることで、桜がこれからも健やかに生きていける環境に近づいていきます。

荒れた庭の中から現れた、かつての立派な庭園

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福島県は桜の名所がたくさん(※参考画像)

今回の活動では、桜の調査や周辺整備だけでなく、土地に残された歴史を感じる出来事もありました。

佐藤理事長によると、草木に覆われていた庭を整えていく中で、それまで見えていなかった見事な庭石や立派な燈籠が姿を現したそうです。

低い庭石は土に埋もれており、掘り出していく作業は、まるで遺跡を発掘しているようだったと振り返っています。

ご相談者の家は、かつて地域でも大きな土地を所有していた旧家だったといいます。大きく平らな庭石は、昔、地域の方々が総出で運んできたものだと聞きました。

その庭では、当主が三味線の演奏会を開いていたという話も・・・。

桜の木だけではなく、その場所に刻まれてきた人々の暮らしや記憶、地域の歴史にも触れる活動となりました。

5日間の滞在で、今後の維持管理につながる出会いもあった

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福島県は桜の名所がたくさん(※参考画像)

佐藤理事長は、今回の福島県での活動に5日間滞在しました。

作業を進める中で、現地にはさまざまな方が訪れました。その中で、今後の草刈りや草取りなど、維持管理に協力してくださる方も見つかったそうです。

桜を守る活動は、一度手入れをして終わりではありません。

春に花を咲かせるためには、日頃から周辺環境を整え、木の状態を見守り続けることが必要です。今回、現地で協力者とつながることができたことは、桜を未来へ残していくうえで大きな成果となりました。

また、敷地内には危険な状態になっていた大きな杉の木もあり、約100本の伐採について業者との調整も行いました。

佐藤理事長は、今回の滞在について「自分なりに成功だった」と話しています。そして、現地で出会った方々と再会するため、もう一度訪問したいという思いも持っています。

桜を守ることは、人の思いをつなぐこと

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福島県は桜の名所がたくさん(※参考画像)

桜を守る活動は、木だけを見つめる活動ではありません。

その桜を大切に思う人の気持ち、そこに暮らしてきた人々の記憶、地域に残された歴史を受け止めながら、未来へつないでいく活動です。

今回の福島県での活動も、「故郷に残した桜が心配」という一人の方の思いから始まりました。

その声を受けて現地へ向かい、桜の状態を確かめ、周辺を整え、これから守っていくためのつながりを作る。こうした一つひとつの積み重ねが、桜を次の世代へ残す力になるのだと感じています。

佐藤理事長は、北海道新聞の取材に対しても、きれいな桜を見ることができるのは、日々の手入れがあってこそだという思いを語っています。

今回の活動について

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福島県は桜の名所がたくさん(※参考画像)

なお、今回の福島県での活動は、NPO法人桜を守り育てる会の事業として行ったものではなく、佐藤理事長が独自に寄付金を集めて実施した活動です。

当会としても、今回の取材を通じて、桜を守る活動の大切さや、佐藤理事長の長年にわたる思いを多くの方に知っていただける機会となったことを、大変ありがたく感じています。

NPO法人桜を守り育てる会は、2025年に市民有志9人で設立されました。現在は北広島市を中心に、剪定・施肥・病害虫防除といった桜の保全活動に取り組んでいます。

これからも、地域の桜を守り育てる活動を大切にしながら、桜に寄せられる人々の思いに寄り添ってまいります。

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