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桜は何月何日の誕生花?日本や英語、韓国語で桜の花言葉も紹介

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春になると咲き誇る桜は、見るだけで心がふわっと軽くなるような、不思議な力を持った花です。

そんな桜を花束にして、大切な人へ贈りたい…。けれど、花言葉にはどんな意味があるのか、贈ってもいいものなのかと迷っていませんか。

実は桜は、3月や4月の誕生花としても知られ、「精神の美」や「純粋さ」など、前向きな意味を多く持っています。

一方で、「散り際の美しさ」や「はかなさ」といった切ない側面もあり、贈るタイミングや相手の受け取り方に配慮したい花でもあります。

そこで今回は、桜の誕生花としての意味や花言葉、英語圏や韓国語の桜の花言葉の違いを紹介。贈り物として、桜を選ぶコツもまとめました。

目次

桜(サクラ)は何月何日の誕生花?季節に込められた意味も解説

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春になると、あちこちで桜が咲き誇り、その光景は日本人の心を穏やかにしてくれるものです。

この桜が、実は誕生花としても選ばれていることをご存じでしょうか。

桜の花言葉といえば、「精神の美」「優雅さ」「純粋」・・・。いずれも心を打つ意味が込められており、季節感と共に「大好き」な想いを伝えるにはぴったりの花です。

そもそも桜は日本の象徴とも言える存在であり、その背景には長い歴史と文化があるのです。

桜が誕生花に選ばれている日はいつ?

桜は、3月27日・4月2日・4月5日など、いくつかの異なる日付で誕生花に指定されています。

ピッタリ1日に指定されていないのは、地域によって開花のタイミングが異なるため、ひとつに絞られていないという背景があるから。

ただしいずれも春の訪れと重なる日付であり、新しい季節への希望や旅立ちを象徴する意味が込められているのは確かです。

桜の花言葉に含まれる「精神の美」は、こうした始まりの時期にぴったりのメッセージだと思いませんか。

誕生日がこれらの日にあたる方へ桜を贈るならば、単なる花束以上の想いが伝わるはずです。

桜が春の誕生花として選ばれるのは必然?

桜は、春の訪れとともに一斉に咲き誇ることから、「始まり」や「再出発」の象徴として親しまれています。

そのため、卒業や入学、就職など人生の節目に重なる季節に咲く桜は、誕生花として非常にふさわしいといえるでしょう。

桜の花言葉には「純粋」「優美な女性」などが含まれており、これらの意味もまた、新しいステージに立つ人をそっと後押ししてくれます。

実際、春生まれの方に桜の花を贈ったところ、「ちょうど自分の心境に合っていて感動した」と喜ばれたというエピソードもよく耳にします。

桜という花そのものが持つ力と花言葉が、受け取る人の心に深く残るのです。

誕生日プレゼントに桜を選ぶときの注意点

桜は美しく華やかですが、大切な人へ贈るときには注意するべき点もあります。

まず、桜の花は切り花としての流通量が少ない。桜の花束を贈りたいなら、プリザーブドフラワーや造花が第一選択肢です。モチーフ雑貨も素敵ですね。

また桜の花言葉には「淡泊」や「はかない命」といった解釈もあり、相手によっては誤解を招く可能性があります。

ですから、前向きなメッセージを一緒に伝える配慮が大切です。

実際に、高齢のご婦人が誕生日に桜柄のハンカチを贈られた例を紹介しましょう。添えられたメッセージカードには、こんな言葉が書かれていたそうです。

桜の花言葉は二通りあります。「はかない」「淡白」、その一方では「精神の美」「純潔」「優美な女性」。

優美な女性であるあなたには、はかない桜の美しさも色褪せぬようハンカチをお届けします。

その女性は「春らしくてうれしい」と語っていましたが、花言葉も添えていたからこそ、想いが伝わったのでしょう。

桜の贈り物は、伝え方ひとつで印象が大きく変わるのです。

桜の花言葉には「怖い意味」もある?贈り物として避けるべき?

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桜といえば、明るい前向きなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実はその花言葉には、少し切ない意味も含まれています。

桜の花言葉として代表的なものに「精神の美」「純潔」がありますが、一方で「淡泊」「はかない命」といった、少し寂しさを感じさせる言葉も存在しているのです。

このため、桜の花を贈ることに対して「怖い意味があるのでは」と心配する人も一定数います。

特に年配の方や感受性の強い方に対しては、その背景を理解したうえで贈るべきか判断するべき。

ですが、桜の持つ儚さや美しさにこそ日本人らしい情緒が宿っており、そこに共感してもらえれば、むしろ深い想いが伝わる贈り物になるはずです。

桜の代表的な花言葉は「精神の美」「純粋」だけじゃない

「桜の花言葉」としてもっともよく知られているのが「精神の美」です。

これは、咲き誇ったあとすぐに散っていく桜の潔さを、美徳と捉える日本独自の感性に由来しています。

また、「純粋」「優雅」「高貴」といった美しい意味も込められており、女性へのプレゼントや人生の節目にふさわしいとされています。

ただし品種によっては「淡泊」や「あなたに微笑む」といった意味を持つものもあり、一見ポジティブでも距離感を感じさせる言葉が含まれる場合もあるのです。

たとえば、枝垂れ桜のように風情ある種類には「ごまかし」という少し複雑な意味が付けられていることもあります。

こうした多面性があるからこそ、桜の花言葉は深く、贈る側の心配りが大切になります。

「怖い」と感じる理由は“散り際の美しさ”にある

桜の花は、満開になったかと思えばすぐに散ってしまうという、はかない美しさを持っています。

その潔い散り際こそが「桜の花言葉」にある「精神の美」や「儚い命」を象徴しており、見る人にさまざまな感情を呼び起こします。

とくに、大切な人への別れや旅立ちの時期に重なることが多いため、桜が“終わり”のイメージと重なってしまうこともあるのです。

こうした儚さに感動を覚える人もいれば、「何となく寂しい」「縁起が悪いのでは」と不安になる人もいます。

たとえば、祖母の誕生日に桜の柄の風呂敷を贈ったお孫さんの話。「美しいけれど散るのが早いのよね」とおばあちゃんに言われ、少しショックを受けていました。

桜の花に対する感じ方は、世代や文化によって大きく異なるケースがあるのです。

桜はプレゼントに向かないのか?

桜を贈ることが“縁起が悪い”と感じられるケースもある一方で、贈り方や伝え方によっては非常に心に残るギフトになります。

「桜の花言葉」はたしかに多面的な意味を持っていますが、「新たな門出」や「清らかな心」を伝える花として受け取られることがほとんどです。

生花が手に入りにくい花なので、桜のモチーフが使われた雑貨や和菓子、プリザーブドフラワーなどを選ぶと、季節感と特別感の両方を演出できます。

また、桜の花に込められた意味を丁寧に説明したメッセージカードを添えることで、相手に安心感を与えることができます。

たとえば友人の就職祝いに桜の花をあしらった湯呑みを贈る。「春にぴったりだね」と、とても喜んでくれるはずです。

英語で「桜」の花言葉は?Cherry Blossomの花言葉と海外でのイメージ

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近年では、世界中でも桜の花が注目されるようになってきました。

とくに英語圏では「Cherry Blossom」という呼び名で親しまれ、桜の花言葉に込められた意味も国によって少しずつ異なります。

英語では桜は「spiritual beauty(精神的な美)」や「transience of life(人生の儚さ)」といった概念と結びつけられ、見た目の美しさだけでなく哲学的な意味を持つ花としても受け入れられています。

桜の花が持つ短い命が、「今この瞬間を大切にする」ことの象徴とされており、日常を丁寧に生きようというメッセージにもなっています。

英語圏では桜にどんな意味がある?

英語圏では、桜の花に「儚い美しさ」や「人生の一瞬のきらめき」といった意味が込められています。

これは日本の桜の花言葉とも共通する部分が多く、国や文化を超えて共感されていることがうかがえます。

アメリカではワシントンD.C.に咲く桜並木が有名で、日本から贈られたこの桜が「友情」や「平和」の象徴として語り継がれてきました。

そのため、英語圏でも桜の花は単なる春の風景にとどまらず、人と人とのつながりを表す花として大切にされています。

桜を通して伝えられる思いは万国共通であり、桜の花言葉の持つ奥深さが、文化の壁を越えて人の心に届いているのです。

海外での桜の位置づけと文化的な背景

欧米では、桜は「儚さ」と「再生」の象徴として季節の変わり目に愛される存在です。

とくに春の訪れを告げる風景として、桜は街並みやイベントのテーマに多く取り入れられています。

イギリスやフランスなどでは、日本文化に興味を持つ人たちの間で、桜の花言葉が静かなブームとなっています。

また、中国でも桜は「女性らしさ」や「内面的な強さ」を象徴する花とされ、英語圏とはまた違った解釈がされているのも興味深い点です。

こうして世界中で、桜はさまざまな意味を持ちながらも、美しさと繊細さを感じさせる存在として愛されているのです。

英語のメッセージに使える桜の表現例

英語で桜の花言葉を伝えたいときは、心に残るようなシンプルな表現が効果的です。

たとえば「You are as beautiful and fleeting as cherry blossoms.(あなたは桜のように美しく、はかない)」という言葉には、愛しさと切なさが込められています。

また、「Like cherry blossoms, our moments are brief but beautiful.(桜のように、私たちの時間は短いけれど美しい)」という表現も、別れのときや旅立ちの贈り物にふさわしいでしょう。

こうしたフレーズは、桜の花言葉をそのまま気持ちに乗せて伝える手段になります。桜の花は、短い期間しか咲かないからこそ、人生の大切な瞬間を象徴する言葉として、英語でも深い意味を持つのです。

韓国語で桜のイメージは?벚꽃(桜)の花言葉と韓国での印象

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韓国でも、桜は春を象徴する花として広く親しまれています。

韓国語では、桜は「벚꽃(ポッコッ)」。

毎年春になると各地で桜まつりが開催され、家族連れやカップルでにぎわいます。

韓国での桜の花言葉は、日本と同様に「純粋」「美しさ」「希望」といったポジティブな意味が中心で、人間関係のはじまりや感謝の気持ちを伝える花として用いられています。

桜の花は短期間で散ることから、「今この瞬間を大切にする」というメッセージとしても捉えられています。

日本の桜の花言葉が持つ儚さと重なりながらも、韓国では“明るい未来を祝う”というニュアンスが強い印象です。

韓国語での桜の花言葉はどんな意味?

韓国における桜の花言葉には、「清らかさ」「美徳」「純粋な愛」などの意味が込められています。

特に新しい出会いや友情の始まりを象徴する花として、高校や大学の卒業シーズンに桜を贈る習慣も見られます。

これは日本の桜の花言葉とも非常に似ており、文化の違いを超えて共有されている感覚だといえるでしょう。

また、韓国では恋人へのプレゼントとしても桜のデザインが選ばれることがあり、淡いピンク色が「優しさ」や「思いやり」を表すとされています。

このように、桜の花が持つ意味合いは韓国でも深く浸透しており、人と人との絆を結ぶ花として多くの人に愛されています。

韓国での桜文化とその人気の理由

韓国では3月下旬から4月上旬にかけて桜が咲き誇り、桜並木や公園が多くの人でにぎわいます。

特にソウルのヨイド公園や鎮海(チネ)の桜まつりは有名で、国内外から多くの観光客が訪れます。

それと言うのも韓国の人々は、桜を「春の訪れ」や「新生活の始まり」として捉えているから。写真を撮ったり、花びらの下でピクニックを楽しんだりします。

お隣の国だけあって、日本人の行動ともリンクしていますよね。

韓国語での桜の花言葉が伝える「出発」や「希望」という意味合いが、自然と文化に溶け込んでいる。それが桜人気の背景にあります。

まさに、桜の花が一斉に咲く光景は、韓国でも人々の心を動かす春の風物詩なのです。

韓国でのプレゼント事情と桜モチーフの人気商品

韓国では、桜を直接贈るよりも「桜の花」をモチーフにしたアイテムがプレゼントとして高い人気を集めています。

たとえば、春限定の桜柄の化粧品パッケージやハンドクリーム、キャンドルなどは、特別感がありギフトとして喜ばれます。

さらに、桜の花言葉をデザインに込めたアクセサリーや文具なども多く販売され、若い世代を中心によく売れているようです。

特に春が誕生日の恋人へ、桜の花をイメージした香水を贈ることも珍しくない。

ペアルック文化も根強い韓国では、カップルで香水を共有したり、シャンプーやボディクリームを桜の香りで合わせることも流行りました。

このように、桜を贈る際には、韓国のプレゼント文化に合わせた工夫をすることで、より想いが伝わりやすくなります。

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